パキスタンで自爆テロ 死傷者150人超
パキスタン南西部のイスラム教の宗教施設で自爆テロがあり、50人以上が死亡、100人以上がケガをした。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出している。
地元治安当局によると12日、パキスタン南西部のバルチスタン州のイスラム教の宗教施設で何者かが身につけていた爆弾を爆発させた。この爆発でこれまでに女性や子どもを含む52人が死亡、100人以上がケガをしたという。
地元メディアによると爆発があった当時、宗教施設の中ではイスラム教神秘主義の儀式が行われていて、500人以上の信者で混雑していた。
爆発について、過激派組織「イスラム国」が犯行を認める声明を出し、敵視するイスラム教シーア派を狙ったと主張した。