北の人権状況協議 米国連大使“拉致”言及
国連の安全保障理事会は9日、北朝鮮の人権状況について話し合う会合を開き、アメリカの国連大使は拉致問題にも言及した。
政治問題を扱う安保理の場で個別の国の人権問題が取り上げられるのは異例だが、北朝鮮の人権問題は3年連続で議題となった。この中でアメリカのパワー国連大使は、横田めぐみさんの拉致問題にも触れた。
パワー国連大使「めぐみさんの母親は今でも苦しまない日はないと言った。娘を奪われる苦しみは、同じ母親として想像もできない」
日本も拉致問題の早急な解決を訴えた上で、「北朝鮮は国民の人権や幸福を犠牲にして核兵器や弾道ミサイル開発を行っている」と批判した。