トランプ政権の安全保障政策で注目の会談。アメリカのマティス国防長官が３日午後、来日し、安倍首相と会談する。これに先立ってマティス国防長官は韓国で韓民求国防相と会談し、米韓同盟の結束を強調し、北朝鮮の挑発を強くけん制した。

　韓民求国防相「（会談は）北朝鮮の核ミサイルへの脅威に断固たる同盟の意志を表すものだ」

　マティス国防長官「同盟国の防衛、および抑止力を維持するという固い約束は変わらない。アメリカやその同盟国に対し攻撃したものは敗北するだろう。核攻撃に対しては、効果的かつ圧倒的な反撃で対処する」

　マティス国防長官は同盟の結束を強調し、核開発を進める北朝鮮の挑発に断固とした措置をとる意志を強調した。

　会談では北朝鮮の弾道ミサイルを打ち落とせるアメリカの最新式迎撃ミサイル「ＴＨＡＡＤ」を予定通り今年中に韓国に配備することなどがあらためて確認された。