アメリカのマティス国防長官が韓国の韓民求国防相と会談し、年内にアメリカの迎撃ミサイル「ＴＨＡＡＤ」を韓国に配備・運用することで一致した。

　マティス国防長官と韓国防相は３日、ソウルの国防省で会談を行い、北朝鮮の弾道ミサイルを打ち落とせるアメリカの最新式迎撃ミサイルＴＨＡＡＤを予定通り、年内に韓国へ配備・運用することをあらためて確認した。

　また韓国国防省の関係者によると、北朝鮮の挑発を抑えるため、今月か来月に行われる予定の米韓合同軍事演習を強化して圧力を加えることにも合意した。

　一方、会談では、トランプ大統領が選挙期間中に韓国側に求めていたアメリカ軍の駐留費用の負担増加については話し合われなかったという。