“入国停止”巡り全米各地で反トランプデモ
中東など7か国からのアメリカへの入国を停止する大統領令を巡り、ワシントン州の連邦地裁がこれを差し止める命令を出したことについて、トランプ大統領が徹底的に争う姿勢を示していることに対し、反発が広がっている。
フロリダ州ウエストパームビーチでは4日、トランプ大統領が訪問していることに合わせてデモが行われ、入国停止の大統領令の差し止めを命じた連邦地裁の決定を受け入れるよう求めた。
また、ロサンゼルスの国際空港でも、トランプ大統領が連邦地裁の決定を不服としていることに反発の声が上がった。
デモ参加者「(差し止め命令は)よいが、求めているのは大統領令の永久停止だ」「1人の人間がこの国を支配することはできない」
デモはこのほか、ニューヨークやコロラド州、テキサス州など全米各地で起きていて、トランプ大統領への反発の声は拡大している。