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病院襲撃で30人超死亡、「イスラム国」か

2017年3月9日 8:20

 アフガニスタンのカブールで8日、武装グループが病院を襲撃し、30人以上が死亡した。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出している。

 襲撃されたのは、カブール中心部にある軍の病院。ロイター通信によると、病院の近くで男1人が自爆した直後に病院関係者を装った他の3人が敷地に侵入し、銃を乱射した。数時間におよぶ銃撃戦の末、治安部隊がこの3人を殺害したが、30人以上が死亡、50人がケガをしたという。

 この事件について過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。カブールでは今月1日にも爆発が相次ぎ、多くの死傷者が出ていて、この時には反政府勢力「タリバン」が犯行声明を出している。