シリアで爆弾テロ 「イスラム国」犯行声明
シリア北部で24日、爆弾テロがあり、50人以上が死亡した。過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した。
ロイター通信などによると、トルコとの国境に近いシリア北部のバーブ近郊で24日、爆弾を積んだ自動車が爆発した。イギリスに拠点を置くシリア人権監視団によると、この爆発で反体制派の戦闘員や一般市民ら少なくとも51人が死亡したという。
バーブは2014年から「イスラム国」の拠点となっていたが、シリアに地上部隊を投入したトルコ軍や、その支援を受ける反体制派が今週「制圧した」と宣言していた。
今回の爆弾テロは「イスラム国」による報復攻撃とみられ、事件後、「イスラム国」が犯行声明を出している。