爆弾テロか…シリア首都で爆発、46人死亡
内戦が続くシリアの首都ダマスカスで11日、爆弾が相次いで爆発し、少なくとも46人が死亡した。
国営メディアによると、ダマスカス中心部で11日、2度の爆発があった。イギリスに拠点を置くシリア人権監視団によると、少なくとも46人が死亡したという。
またケガ人も100人以上にのぼっていて、死者の数はさらに増える恐れがある。
現場はイスラム教シーア派にゆかりのある墓地がある地域で、シーア派の巡礼者を乗せたバスを狙った爆弾テロとみられる。
シリアでは、シーア派を敵視する過激派組織「イスラム国」によるテロが散発的に起きているが、ダマスカス中心部はアサド政権が支配していて、大規模な爆弾テロが起きるのは異例のこと。