シリア首都中心部で爆弾テロか 59人死亡
内戦が続くシリアの首都ダマスカスで11日、爆発が相次ぎ、50人以上が死亡した。
国営メディアによるとダマスカス中心部で11日、2度の爆発があった。シリア人権監視団によると少なくとも59人が死亡し、死者の数はさらに増える恐れがあるという。
現場はイスラム教シーア派に縁のある墓地がある地域で、シーア派の巡礼者を乗せたバスを狙った爆弾テロとみられる。
シリアではシーア派を敵視する過激派組織「イスラム国」によるテロが散発的に起きているが、アサド政権が支配するダマスカス中心部での大規模な爆弾テロは異例。