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シリア攻撃うけ米中首脳会談2日目は…中継

2017年4月8日 1:01

 アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席による初の首脳会談が6日(日本時間7日)から行われている。2日目の会談は始まったのか、現地・フロリダ州から田口舞記者が伝える。

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 日本時間7日午後11時40分の時点で、まだ、正式に会談が始まったという情報は入ってきていない。遅れているとみられる。初日、世界に友好ムードをアピールした両国だが、フタをあけてみれば、中国としては、アメリカによるシリア攻撃で友好ムードに水をさされた形となった。

 ワシントンポスト紙によると、攻撃は6日の夕食会で両首脳がデザートを食べているウラで行われていたという。中国は、アメリカと握手の仕方まで念入りに調整して会談にのぞんだということだが、待っていたのはこのサプライズで、2日目の会談、習近平国家主席も心中穏やかではないとみられる。

 2日目の会談は、双方の閣僚も交えて行われるが、1時間半しか時間がとられていないので、お互いの見解を述べあうということにとどまるのではないかとみられる。

 最大の焦点である北朝鮮への対応についての合意も難しいと思われる。

 米中関係筋によると、トランプ大統領は会談で、北朝鮮と取引をしている中国の金融機関に制裁を科すことを示唆するという。中国が素直に受け入れられる内容ではなく、何かしらの合意を得るのは厳しいとみられる。

 最初の顔合わせでは、アメリカ側が勝負にでて主導権をにぎったといえるが、今後、両国の駆け引きが続くことになりそうだ。