ロシア議会は第二次世界大戦の終結を祝う9月3日を、大戦終結とともに軍国主義日本に勝利した日と改める法案を可決しました。ウクライナ侵攻を巡る日本の非友好的な行動への対応策だとしています。

9月3日はロシアでは第二次世界大戦の終結を祝う「軍事的栄光の日」とされてきました。しかし、ウクライナ侵攻を巡り日本が西側諸国と非友好的な行動をしているなどとして、名称を「軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日」に改める法案が議会に提出され、20日に下院、21日に上院で可決されました。プーチン大統領の署名をへて成立する見込みです。

ロシア議会は、「軍国主義日本に対する勝利は、連邦法で明記されるべき」で、「改名は日本の非友好的な行為に対する対応策の一つだ」としています。