台湾大地震 台北でも“避難指示”被害広く【中継】
台湾地震で台北市でも被害が出ているとのことですが、現場の状況は。中継です。
ここは台北市の下町にあたるエリアでここでは夜市が行われてます。この夜市は観光客というよりも地元の方が訪れる場所だそうで、この時間になっても連休初日とあって多くの方でにぎわっています。
ただ、こちらに進むと、店はあるんですが、閉まっていて閑散としています。というのも、柱に赤い紙が張ってあるんですが、「危険な建築物と認定されたため一時的に立ち入り禁止」と書いてあるんです。
理由は、地震の影響で柱の一部が破損したためなんです。上は集合住宅となっているんですが、築およそ60年、古い建物でこの一帯で被害がでてしまったということです。
ーーそこに住んでいた住民の方はどこへ?
地震対応にあたっている職員の方によりますと、ここには63人が住んでいましたが、全員が政府が用意したホテルや知人の家などに避難しているということです。
ただこの先、破損した柱を補修すればまた住めるようになるのか。それとも、補修しても壊さなくてはいけないのか、まだ判断がついていない状況ということです。
また避難生活がいつまで続くのか、見通しが立っていない状況なんですが、ここは古い建物ということもあって、高齢者の方も多く住まわれていたということです。
避難生活の問題などまだまだ地震による影響は長引きそうです。