中国副首相、米の対中制裁関税など懸念表明
中国の劉鶴副首相は5日、アメリカのイエレン財務長官とオンラインで会談し、アメリカが中国に科す制裁関税などに懸念を表明しました。
中国商務省の発表によりますと、会談で双方は、「世界経済が試練に直面する中、中米間の意思疎通を強化し、サプライチェーンの安定を維持すべきだ」との認識を示しました。
一方で、劉副首相は、アメリカのトランプ前政権が科した制裁関税や、中国企業への扱いなどに関して懸念を表明したということです。
発表によると、双方は対話を継続することで一致したということです。