シリア・アサド政権の劣勢続く 反政府勢力が交通の要衝・ホムスを制圧
内戦が続く中東のシリアで7日、反政府勢力は、第3の都市で交通の要衝のホムスを制圧したと発表しました。首都ダマスカスへの攻勢も強まる見通しで、アサド政権の劣勢が続いています。
アサド政権と対立する反政府勢力は7日、第3の都市で交通の要衝のホムスを制圧したと発表しました。
ロイター通信によりますと政府軍はホムスから撤退したということです。
ホムスは、国内第3の都市であるとともに、アサド政権を支えるロシア軍の基地がある地中海沿岸と首都ダマスカスを結ぶ交通の要衝で、反政府勢力が包囲しつつあるダマスカスへの攻勢が強まる見通しです。
こうした情勢をふまえて、ロイター通信は、欧米の高官らの話として、「来週中にもアサド政権が崩壊する可能性がある」と伝えるなど、アサド政権の劣勢が続いています。
最終更新日:2024年12月8日 11:45