イラン外相“要請あればシリアに軍派遣を検討” シリア反政府勢力が攻勢強める中
シリアで反政府勢力がアサド政権への攻勢を強める中、イランの外相は、要請があればシリアにイラン軍の派遣を検討すると表明しました。
シリアでは先月下旬から、政府軍と反政府勢力の激しい戦闘が続いています。
こうした中、ロイター通信などによりますと、イランのアラグチ外相は4日、カタールメディアに対し、シリアからの要請があれば、イラン軍のシリア派遣を検討すると表明しました。
また、アラグチ外相は、シリア情勢について協議するため、ロシアを訪問する意向も示しました。
イランはロシアと共に、アサド政権の後ろ盾となっていて、2日にはロシアのプーチン大統領とイランのペゼシュキアン大統領が電話会談を行い、シリア情勢について協議していました。
最終更新日:2024年12月4日 15:05