「国防総省近くで爆発」偽画像がSNS上に拡散 一時株価下落など混乱も 生成系AIで作成か
アメリカで22日、「国防総省の近くで爆発が起きた」とする偽の画像がソーシャルメディア上で拡散されました。
アメリカメディアによりますと22日、ツイッター上で「国防総省の近くで大きな爆発が起きた」とする情報とともに、建物の近くで激しい黒煙があがる画像が拡散されました。
ただ、実際には爆発は起きておらず、画像は偽物で、国防総省の建物があるバージニア州の地元消防が、「国防総省やその近くで爆発や事件は起きていない。差し迫った危険もない」と即座に否定しました。
アメリカメディアは、画像がツイッターの「認証マーク」のついた有力メディアのなりすましアカウントなどによって拡散され、拡散直後には株価が一時下落するなど、混乱も起きたとしています。
また、CNNは、画像が生成系AIによって作られた可能性があるとする専門家の分析も伝えています。