アメリカのトランプ前大統領が26日、退任後初めてワシントンを訪れ、「共和党がホワイトハウスを奪還する」などと演説して、大統領復帰への強い意欲を示しました。

トランプ前大統領「私は2024年に共和党の大統領がホワイトハウスを奪還するため、何をすべきか話をするためにやってきた」

去年1月に退任して以降、初めてワシントンを訪れたトランプ氏は、次の2024年の大統領選出馬に強い意欲を示し、集まった支持者からも大統領に返り咲き、あと1期、4年の任期を務めて欲しいとの声があがりました。

支持者「あと4年！あと4年！」

トランプ氏は、1時間半にわたって演説し、76歳の年齢を感じさせない力強さも見せました。

一方、会場の前には、トランプ氏の支持者とトランプ氏に反発するデモ隊が集まり、言い争う場面もありました。

反トランプデモ隊「民主主義とは何かを見せてくれ」

トランプ氏は、野党・共和党内で次の大統領候補として、他の候補を寄せ付けない人気を集めていて、ことし9月の出馬表明を検討しているとの報道も出ています。