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アフガンの教育施設で爆発 女子生徒ら19人死亡…女子生徒を狙った自爆テロか

2022年9月30日 19:09
アフガンの教育施設で爆発 女子生徒ら19人死亡…女子生徒を狙った自爆テロか

アフガニスタンの首都カブールの教育施設で、30日、爆発があり、大学模試を受けていた女子生徒ら少なくとも19人が死亡しました。女子生徒を狙った自爆テロとみられています。

AP通信などによりますと、30日、カブールの教育施設に男が押し入り、警備員を射殺した後、自爆したということです。この施設には、大学入試の模試のため数百人の生徒が集まっていて、爆発により、少なくとも19人が死亡し、27人がケガしました。死傷者数は、さらに増えるとみられています。

当時、男子生徒と女子生徒は座席が分けられていましたが、押し入った男は、女子生徒が集まる席で自爆したということで、死傷者のほとんどが女子生徒とみられています。

アフガニスタンでは、現在も女子の中等教育(日本の中学・高校に相当)は再開されていませんが大学入学は認められているため、教育の機会を求めて多くの女子生徒たちが集まっていたとみられています。

犯行声明は確認されていませんが、アフガニスタンでは、タリバンと対立する過激派組織「イスラム国」の地域組織によるテロが散発的に発生しています。

この教育施設は、これまでテロの標的になることが多かったイスラム教シーア派が多く住む地域にあります。