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「痛すぎるから殺して」母親に訴え死亡した7歳の男の子も ミャンマー国軍が学校を攻撃、子ども11人が死亡

2022年9月21日 13:58
「痛すぎるから殺して」母親に訴え死亡した7歳の男の子も ミャンマー国軍が学校を攻撃、子ども11人が死亡

クーデター後の混乱が続くミャンマーで、国軍が学校を攻撃し、少なくとも子ども11人が死亡しました。7歳の男の子は「痛すぎるから殺してほしい」と母親に訴え、その後、亡くなったといいます。

ユニセフ(=国連児童基金)によりますと、今月16日、北部ザガイン地域の学校が攻撃され、少なくとも子ども11人が死亡、15人が行方不明になっているということです。

ザガイン地域では、国軍と民主派武装勢力との間で、戦闘が激化していました。

地元メディアは、当時の状況について、国軍のヘリコプターが、およそ200人の子どもたちが授業を受けていた学校に向けて、機関銃を乱射したと伝えています。

さらに、国軍の地上部隊も学校を攻撃し、ランドセルを取りに戻った子どもが射殺されたケースもあったといいます。

下半身を撃たれた7歳の男の子は、駆けつけた母親に「痛すぎるから殺してほしい」と訴え、その後、亡くなったといいます。

一方で、国軍側は、民主派武装勢力が住民を人間の盾にして攻撃してきたため、これに反撃したと主張しています。

ユニセフは「学校は安全でなければならず、子どもたちは攻撃されてはならない」と訴えました。

※画像:攻撃受けた教室「The Irrawaddy」

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