イスラエルとイスラム組織ハマスの合意による戦闘の一時休止は、2日間延長され、5日目を迎えています。イスラエル軍は、ハマスから解放された人質がイスラエルに向かっていると先ほど発表しました。

イスラエル軍は28日、ハマスに拘束されていた人質12人が解放され、イスラエルに向かっていると発表しました。10人がイスラエル人で2人が外国籍だということです。

またカタール外務省の報道官によると、人質の解放と引き換えにイスラエル側はパレスチナ人30人を釈放する見通しだということです。

ロイター通信などによりますと、28日、アメリカのCIA＝中央情報局とイスラエルの情報機関モサドのトップ、そして交渉の仲介役を務めているカタールの首相が、すでに2日間延長した戦闘休止期間のさらなる延長に向けて協議を行ったということです。

こうした中、イスラエルメディアによりますと、ガザ地区北部でイスラエル軍が、ハマス側の攻撃を受け、複数の兵士が負傷したということです。ハマス側は、イスラエル軍が戦闘休止に違反したと非難していて、交渉への影響が懸念されます。