新たに人質11人解放…計69人に イスラエルとハマス、戦闘休止“2日間延長”で合意
イスラエルとイスラム組織ハマスは、追加の人質解放とひきかえに戦闘休止を2日間延長することで合意しました。
ハマスは27日、4回目の人質解放の映像を公開しました。ハマスの戦闘員が車イスにのせた人質を赤十字側に引き渡し、飲料水を手渡す場面などが映っています。人質の扱いに配慮していることをアピールする狙いがあるとみられます。
新たに解放されたのはイスラエルと外国の国籍をもつ11人です。これまでの4日間の戦闘休止で、およそ240人いる人質のうち、69人が解放されたことになります。
こうした中、イスラエルとハマスの仲介役を担ってきたカタールは、戦闘休止を2日間延長することで双方が合意したと明らかにしました。ハマス側も戦闘休止の延長で合意したことを明らかにしていますが、イスラエルはまだ公式にコメントしていません。イスラエルメディアは、合意の条件である追加の人質解放について、28日に解放予定の10人のリストがイスラエル側に届いたと伝えています。