トルコ地震 261時間ぶりに男性救出 シリアでは医療物資の不足が深刻化
トルコ南部を震源とする地震では懸命な救助活動が続けられていて、17日は発生から261時間ぶりに男性が救出されました。一方、隣接するシリアでは、医療物資の不足が深刻化しています。
地震の発生から11日がたった17日、トルコ南部の街では、がれきの中から男性が261時間ぶりに救出されました。AP通信などによりますと、男性は兄弟からの電話で家族の無事を確認し、安心した様子だったということです。
地震により、トルコとシリアであわせて4万5000人以上が亡くなっています。
こうした中、シリアでは内戦の影響で支援物資の輸送が難航し、医療物資の不足が深刻になっています。北部の病院では、2800人に上る負傷者が治療を受けているものの、医師は薬や治療器具が足りていないと訴えています。