トルコ地震発生から1週間以上 奇跡的な救出相次ぐ 死者は4万人以上に
トルコ南部を震源とする地震は、発生から1週間以上となるなか、奇跡的に救出されるケースが相次いでいます。
映像には、がれきの中の生存者が救助隊の呼びかけに隙間から手を振る様子が映っています。トルコ南部で14日、地震発生から208時間ぶりに65歳の男性と女の子が奇跡的に救出されました。別の町でも複数の生存者が救出されています。
被災地では、懸命の救助活動を続け疲労困憊(こんぱい)した救助隊員ががれきのなかで仮眠をとる場面もみられます。
地震によるこれまでの死者は、トルコとシリアで合わせて4万人以上に上っています。被災地では支援物資の到着の遅れが指摘されています。
また、100万人以上が避難所に身を寄せていて、衛生状態の悪化や疫病のまん延を懸念する声もあがっています。