金正恩氏「今年は活気に満ちた局面が開かれた」と評価
北朝鮮の金正恩総書記は朝鮮労働党の会議に出席し、「今年は逆境だったが、活気に満ちた局面が開かれた」と評価しました。今月下旬に党中央委員会の総会を開き、来年の活動計画を議論します。
北朝鮮メディアは金総書記の出席のもと、先月30日に党中央委員会の政治局会議が開かれたと伝えました。
金総書記は、「今年の対内外的な環境は我々の意志と戦闘力を試す史上初めての逆境だった」と振り返った上で「党中央の正確な指導力によって国家発展のための活気に満ちた局面が開かれた」と評価しました。
来年は、建国75年と朝鮮戦争の休戦70年にあたることから「歴史的な年」であり、「重要な年」だと指摘しました。
会議では、今月下旬に党中央委員会の総会を開くことが決まり、核・ミサイル開発や外交戦略の方向性についても議論されるものとみられます。