中国外務省「戦場に武器提供し続けているのはアメリカ」 ロシアへの提供検討“発言”に対し強く反発
ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、中国が兵器の提供を検討している情報があるとアメリカのブリンケン国務長官が発言したことをうけ、中国政府は「戦場に武器を提供し続けているのは中国ではなくアメリカだ」と強く反発しました。
アメリカのブリンケン国務長官が、テレビ番組の中で「中国が殺傷力のある兵器の提供を検討しているとの情報がある」と発言したことをうけ、中国外務省は20日の記者会見で「戦場に武器を提供し続けているのは、中国ではなくアメリカだ。アメリカが中国に命令をくだす資格はない」と強く反発しました。
さらに「アメリカ側には責任転嫁と虚偽の情報を広めることをやめるよう促す」とけん制したうえで「中国は引き続き、対話と平和を堅持し、建設的な役割を果たすつもりだ」と中国の立場を改めて示しました。