トランプ氏 労組幹部と面会、大統領選での支持訴え 一部の幹部は面会拒否
アメリカのトランプ前大統領は先月31日、トラック運転手らが所属する労働組合の幹部らと面会し、大統領選挙での支持を訴えました。バイデン大統領の支持基盤である労働組合票の切り崩しをはかっています。
トランプ前大統領は全米トラック運転手組合の幹部らと面会し、ことし11月の大統領選挙に向け支持を訴えました。
アメリカメディアによりますと、この労働組合は4年前の大統領選ではバイデン大統領を支持しましたが、今回は支持する候補を明らかにしていません。
トランプ氏はバイデン氏が所属する民主党の支持基盤である労働者層の支持を切り崩し、組織票を獲得したい考えです。
トランプ前大統領「通常、共和党は支持を得られない。長年彼らは民主党しか支持してこなかった。ただ私は違う。私は何千人ものトラック運転手を雇用してきたからだ」
トランプ氏は「非常に生産的な面会だった」と語りましたが一部の組合幹部は面会を拒否していて、思惑通りに支持を得られるかは不透明です。