「子どもを殺さないで」ポーランドに避難の母親らデモ行進
ロシアの軍事侵攻を受け、ポーランドに避難したウクライナの母親らがデモ行進を行い、子どもが巻き込まれ犠牲になっているとして、「子どもを殺さないで」などと訴えました。
ポーランドのクラクフで10日、“母親たちの行進”と題したデモが行われ、ウクライナから子どもを連れて避難した母親ら数百人が、市の中心部をデモ行進しました。
母親らは、軍事侵攻で亡くなったウクライナの子どもをイメージした人形を腕に抱き、「殺されていい子どもなんていない」などと訴えました。参加者の中には、涙を流しながら行進する人の姿もみられました。
リビウから息子と避難 ソフィア・ムロドニツカさん
「(戦争で)重い病気にかかり殺され、おなかの中で死んだ子どもがどれだけいるか想像できますか」
デモに参加した母親は世界中の母親たちに向けて、殺人を止めるために立ち上がろうと訴えました。