トランプ前大統領 激戦州で演説 中間選挙「トランプ派」支持を呼びかけ
アメリカの中間選挙まで50日を切る中、トランプ前大統領は23日、激戦州の南部ノースカロライナ州で演説し、苦戦を強いられている「トランプ派」の候補者への支持を呼びかけました。
トランプ前大統領「7週間後、ノースカロライナの人々は、急進左派の民主党をクビにするために投票する」
トランプ氏は演説で、物価が高騰し、治安も悪化しているなどとバイデン政権を批判し、「治安回復の第一歩は、民主党を倒すことだ」などと訴えました。
ただ最新の世論調査では、ノースカロライナ州の「トランプ派」の上院議員候補が与党・民主党の候補に逆転され、1ポイント差で追う展開となっています。
※最新の世論調査 Civiqs 17日~20日
共和党:バッド氏 48%
民主党:ビーズリー氏 49%
トランプ氏は、「史上最も重要な中間選挙だ。地滑り的な勝利が必要だ」などと呼びかけましたが、演説の途中で会場を出て、帰る人の姿も目立ちました。
今回の中間選挙では激戦州などで多くの「トランプ派」の共和党候補が伸び悩む展開となっています。