ゴルバチョフ氏死去 プーチン大統領が弔問
ロシアのプーチン大統領は1日、先日死去したゴルバチョフ旧ソ連大統領を弔問に訪れました。
プーチン大統領は1日、ゴルバチョフ氏の遺体が安置されている病院を訪れ、棺(ひつぎ)に花をささげました。
大統領府のペスコフ報道官によりますと、プーチン大統領は3日に予定されているゴルバチョフ氏の葬儀には、ほかの日程で出席できないため、1日の訪問を自ら決めたということです。
ゴルバチョフ氏をめぐっては、西側に「東西冷戦を終結させた政治家」との評価がある一方で、ロシア国内には「ソ連を崩壊させた人物」との受け止め方が強く残っています。
このため、大統領府は葬儀を「国葬」とはしない方針です。