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ゴルバチョフ氏、91歳で死去 プーチン氏“深い哀悼の意”

2022年8月31日 10:23

東西冷戦を終結に導いた旧ソ連の指導者ミハイル・ゴルバチョフ氏が30日、モスクワ市内の病院で亡くなりました。91歳でした。

ロシアメディアによりますと、ミハイル・ゴルバチョフ氏は、腎臓疾患で医師の管理下にあり、6月に人工透析のためにモスクワ市内の病院に入院していましたが30日に亡くなったということです。91歳でした。

ゴルバチョフ氏は1985年に旧ソ連・共産党トップの書記長に就任し、ペレストロイカと呼ばれる政治や経済の改革に乗り出しました。さらに、東ヨーロッパの民主化を支持し、東西冷戦を終結に導きました。1990年にはノーベル平和賞も受賞しています。

ゴルバチョフ氏はウクライナ情勢を巡って去年、ロシアメディアの書面インタビューに「難しい局面でも対話を中断してはいけない」と対話の重要性を訴えていました。

ゴルバチョフ氏の死去に関し、ペスコフ報道官は、プーチン大統領が深い哀悼の意を示し、親族らに弔電を送る予定だとしています。