中露外相が電話会談“ハイレベルの交流維持、意思疎通と連携を強化”で一致
中国とロシアの外相が電話会談を行い、ハイレベルでの交流を維持し、両国の意思疎通と連携を強化することで一致しました。
中国外務省によりますと、中国の王毅外相とロシアのラブロフ外相は10日、電話会談を行いました。この中で王氏は「ハイレベルでの交流を密接にし、両国関係の基礎を固めなければならない」とした上で、「中露は責任ある大国として戦略的協力を進める必要がある」と強調しました。
これに対し、ラブロフ氏は「経済や貿易、投資などの分野で協力を強化したい。『一つの中国』という原則を堅持するロシアの立場に揺るぎはない」と述べました。
また、会談では、イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘についても触れ、王氏は「各方面に対し、早期停戦を呼びかけるべきだ」として、中国とロシアの意思疎通と連携を強化することを確認しました。