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立候補年齢の引き下げ訴え ニュージーランドの23歳議員

2024年8月16日 1:35
立候補年齢の引き下げ訴え ニュージーランドの23歳議員

若者の声をもっと政治に届けたい。ニュージーランドから来日した議員が立候補年齢の引き下げを訴えました。

この日、行われたイベント。

「低い投票率どうするの~? 国会にいるのはおじさんばかり~」

選挙に立候補できる年齢を引き下げるよう訴えていました。

ゲストに招かれていたのはニュージーランドの地方議員ソフィーさん、23歳です。

ソフィーさん
「日本でも若者が立候補できるのは大切なことです」

日本は18歳から投票できますが、立候補できる年齢は、地方議員や衆議院議員選挙は「満25歳以上」、参議院議員選挙は「満30歳以上」と定められています。

しかし、ソフィーさんが初当選したのは、18歳の時。ニュージーランドでは、投票も立候補も18歳になればできるのです。

高校時代、気候変動対策を政府に求める「スクールストライキ」を先導したソフィーさん。その体験が、政治を志すきっかけになったといいます。

23歳ですが、地方議会ではすでに2期目。戦略や財務などの委員長も務めています。

ソフィーさん
「私の国では、若い政治家の姿を見た若者が自らの力に気づき、政治に積極的になってきています」

この日、ソフィーさんは環境保護を訴えるデモに参加しました。自身の原点でもあるデモに、日本でも参加したかったといいます。

デモに参加した大学生はー。

デモに参加した学生
「とにかくうらやましい」

ソフィーさんは、若者が参加しやすい政治の必要性を訴えます。

ソフィーさん
「若者は政治に参加しにくいため、世の中を変える手段がないと感じるかもしれません」「でも行動するしかないのです」