地球温暖化対策を話し合う国連の会議＝「ＣＯＰ２５」の開催地が、急きょ南米のチリからスペインに変わったことを受け、１６歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリさんが、開催地への移動のための支援を求めている。

「ＣＯＰ２５」の開催地については、当初チリだったのが、国内の暴動の影響で開催が断念され、スペインで開かれることになった。日程は、当初の予定と同じ来月２日から。

これを受け、ＣＯＰ２５への出席を予定しているスウェーデンの環境活動家グレタさんは１日、「間違った方向に地球を半周してしまった」とツイートした。

グレタさんは現在アメリカにいて、温室効果ガスを排出する飛行機を使わないことから、スペインへの移動のための支援を求めている。

グレタさんはこの日、ロサンゼルスの集会に参加し、「気候の危機」に直面しているとして、行動を起こすよう訴えた。