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NYダウ 最高値連日更新後、ほぼ横ばい

2019年11月7日 8:09

6日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日まで最高値を連日更新したことで、利益を確定するための売りが出やすく、上値が重い展開となり、ほぼ横ばいで取引を終えている。

6日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日の終値から7セント値を下げ、2万7492ドル56セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も24.05ポイント下げて8410.63で取引を終えている。

この日は、前日までダウ平均が最高値を連日更新したことで、利益を確定する売りが出やすく、上値の重い展開となった。

昼前に、アメリカと中国の貿易協議の第1段階の合意署名について、「12月にずれこむ可能性がある」と一部で報じられると、中国と関係が深い銘柄を中心に売られ、ダウ平均は一時80ドルあまり値を下げる場面もあった。

しかし、協議進展への期待感は依然強く、その後は下げ幅を縮小し、前日の終値を挟んでもみ合った。

市場関係者は、「引き続き、米中貿易協議の進展が注目されるが、大きな材料が出ない場合は、個別銘柄を物色する展開となるだろう」と話している。

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