米大統領候補が激論 民主党TV討論
来年のアメリカ大統領選まで1年を切る中、野党・民主党の主要な候補者による5回目のテレビ討論が20日、行われた。
MSNBCとワシントン・ポストが開いたテレビ討論には、民主党の主要候補者10人が登場。トランプ大統領のウクライナ疑惑をめぐる弾劾調査が進む中、候補者らは相次いで弾劾に向けた動きを支持する考えを示した。
ブティジェッジ候補「我々が目にしているのは弾劾対象の行為、権力の乱用だ」
サンダース候補「大統領は病的なうそつきでアメリカ史上最も腐敗している」
また、外交について多くの候補者がトランプ政権からの転換をアピール。特にバイデン前副大統領は、北朝鮮をめぐり「大統領は私を『狂犬』呼ばわりした北朝鮮の金委員長と会談して正当性を与え、彼らが望むものを全て渡してしまっている」と批判した。
最新の世論調査では、バイデン氏が支持率トップを維持しているものの、州ごとの支持率では他の候補に逆転されるなど、混戦状態が続いている。