ロシア軍が核物質施設攻撃か…ウクライナ「核テロ」と批判 今月6日以来の2度目
ウクライナの原子力規制当局は、激戦地となっている北東部ハリコフで10日、核物質を扱う研究施設がロシア軍の攻撃を受けたと発表しました。
この施設へのロシア軍の攻撃は今月6日以来2度目で、敷地内の建物が損傷したということです。ウクライナの原子力規制当局は、「ロシアが再び核テロを実行した」と批判しています。
一方、東部のドニプロでは11日朝に3度の空爆があり、幼稚園や集合住宅が被害を受けました。地元当局によりますと、これまでに1人が死亡したということです。
また、ロシア軍が包囲している南東部のマリウポリ周辺でも激しい攻撃が続いています。ロシア国防省は、マリウポリの北に位置するボルノバハを制圧したと発表しました。