日本を訪れているアメリカのハリス副大統領は28日、アメリカ軍横須賀基地で演説し、「台湾との非公式な結びつきを深め続ける」と訴えて、米台関係を強化していく考えを強調しました。

安倍元総理大臣の国葬に参列するなど、日本を訪れているハリス氏は、28日、神奈川県にあるアメリカ軍横須賀基地を訪れ、ミサイル駆逐艦「ハワード」に乗艦しました。

演説では、「中国はルールに基づく国際秩序を損なっている」などと非難。

中国が軍事的圧力を強める台湾に対し、アメリカとして人的交流や軍事支援を強化する考えを強調しました。

ハリス副大統領「我々は長年の政策としてやってきたように、台湾の自衛を支援し続ける。アメリカは非公式な結びつきを深め続ける」

ハリス氏は、「台湾海峡の平和と安定は、『自由で開かれたインド太平洋』に不可欠な要素だ。アメリカは、いつでもどこでもひるまず恐れず活動し続ける」と訴えました。