１７６人が死亡したイランによるウクライナの旅客機撃墜をめぐり、イランの司法当局は１４日、数人を拘束したことを明らかにした。

イランメディアによると、司法当局の報道官は１４日、撃墜に関わったとして、数人を拘束したと発表した。

ウクライナ機の撃墜について革命防衛隊の司令官は、巡航ミサイルと誤認して撃ち落としたと説明したが、拘束された数人がそれに関わっていたのかなど詳しいことは明らかにしていない。

イラン　ロウハニ大統領「とても悲惨な出来事で、耐えがたいものだ」

一方、ロウハニ大統領はこのように述べた上で、司法当局は特別法廷を設置して対応すべきだとの考えを示した。

イランでは政府の対応に抗議するデモが続いていて、政府として責任追及に全力を挙げる姿勢をアピールする狙いがあるとみられる。