イラン司令官殺害の日、別司令官殺害失敗か
イラン革命防衛隊の司令官殺害と同じ日に、アメリカ軍が、イエメンを拠点に活動する別の革命防衛隊の司令官の殺害も計画していたと、複数のアメリカの有力紙が報じた。
ワシントンポストなどが複数のアメリカの当局者の話として伝えたところによると、殺害計画があったのは、イラン革命防衛隊の精鋭部隊「コッズ部隊」で財務部門を担当するシャハライ司令官。この司令官はイエメンを拠点に活動していて、アメリカ軍は、イラクでの司令官殺害とほぼ同じ時間帯に軍事作戦を進めたものの、失敗に終わったという。
トランプ政権は、イラクでの司令官殺害の根拠に「差し迫った脅威」があったためとしているが、専門家は、「明らかに革命防衛隊の重要人物を狙った作戦だった」と指摘している。