×

ハメネイ師「威信に打撃」米軍基地攻撃称賛

2020年1月18日 8:28

イランの最高指導者・ハメネイ師は17日、イスラム教の集団礼拝で説教を行い、アメリカ軍の基地への攻撃について、「超大国の威信に打撃を与えた」と称賛した。

国営メディアによると、ハメネイ師が金曜日の集団礼拝で説教を行うのは8年ぶりで、アメリカ軍の基地に対する今月8日のミサイル攻撃を「効果的な攻撃で、超大国アメリカの威信に打撃を与えた」と称賛した。

また、176人が死亡したウクライナ機の撃墜については、「悲痛な出来事だった」と述べ、再発防止策を求める一方で、指導部への抗議デモを念頭に、「アメリカ軍を攻撃したことなどを忘れさせようとする者がいる」と批判した。

反米感情を高めることで、指導部への批判を弱め、国の結束を図る狙いがあるとみられる。