米軍基地攻撃 脳しんとうで兵士11人搬送
イラクに駐留するアメリカ軍の基地が今月8日、イランによるミサイル攻撃を受けた際、アメリカ軍の兵士11人が脳しんとうの症状で、国外の病院に搬送されていたことがわかった。
アメリカ中央軍の報道官は声明で、今月8日にイラクのアル・アサド空軍基地が、イランによる弾道ミサイル攻撃を受けた際、アメリカ軍兵士11人が脳しんとうの症状を起こし、治療を受けていたことを明らかにした。ミサイルが着弾した際の爆風の影響だとしている。
11人のうち、8人はドイツ、3人はクウェートの病院にそれぞれ搬送されたという。
トランプ大統領は当時、死傷者はおらず、被害は最小限だったと強調して、イランへの軍事的な反撃を見送っていた。