世論調査でサンダース氏がリード 米民主党
アメリカ大統領選に向けた野党・民主党の候補者選びの2戦目が日本時間11日夜、ニューハンプシャー州で始まる。若手のブティジェッジ候補がサンダース候補を激しく追う展開となっている。
サンダース候補「ブティジェッジ氏とバイデン氏は億万長者から献金を受けている。真の変化は上からではなく下から起こすのだ」
10日発表の複数の世論調査では、いずれもサンダース候補がトップ。初戦で躍進したブティジェッジ候補は、約7ポイント差で2位につけている。
ブティジェッジ候補「私は栄光を求めているのではなく、人々を団結させるために大統領を目指している」
ブティジェッジ候補は、自分なら国をまとめられると訴えた。
一方、初戦で4位に沈んだバイデン候補は巻き返しを図るも、支持率は伸び悩んでいる。バイデン陣営は、市長の政治経験しかないブティジェッジ氏と実績の違いを比較する動画を公開。「町の橋にイルミネーションをつけただけ」などと揶揄するなど、ベテランらしからぬ焦りものぞかせている。