トランプ政権バー司法長官 辞任を検討
アメリカの有力紙・ワシントンポストは、トランプ政権のバー司法長官が、辞任を検討していると報じた。トランプ大統領の司法介入と受け取られかねない動きに反発した可能性がある。
ワシントンポストによると、バー司法長官は、トランプ大統領の周辺に対して、大統領のツイートを理由に辞任を検討していると伝えた。
トランプ大統領は今月11日、ツイッターで、元側近の刑を軽くするよう求め、その後、司法省が求刑を軽減する異例の措置を取るなど、司法介入とも受け取られかねない動きを見せていた。
バー司法長官はその後、「誰からも影響は受けていない」として大統領からの介入は否定しつつ、ツイートはやめるべきとの考えを示している。
一方、トランプ大統領は18日、バー司法長官について、「完全に信頼している」「素晴らしい仕事をしている」と述べるなど高く評価する姿勢を示していた。