米中間選挙 激戦の末…与党・民主党が上院の多数派維持
アメリカの中間選挙で、議会上院では、西部ネバダ州で民主党の候補が当選を確実にしました。これにより、与党・民主党の獲得議席は50議席に達し、バイデン大統領の民主党は、議会上院で多数派を維持しました。ワシントンから中継です。
NBCによりますと、西部ネバダ州で行われた上院議員選挙で、与党民主党の候補が当選確実となり、民主党は50議席を獲得、上院で多数派を維持しました。
NBCによりますと、与党・民主党の現職・コルテスマスト候補の当選が確実になりました。コルテスマスト候補は、トランプ前大統領が推薦する“トランプ派”の候補との接戦を制しました。
これにより、与党・民主党は、議会上院で非改選も合わせて、獲得議席が50に達し、多数派を維持しました。
上院には、大統領が指名した閣僚や連邦最高裁の判事らを承認する人事権限があります。バイデン大統領としては、下院で開票が続く中、ひとまず上院の主導権は維持した形です。
一方、議会下院は、NBCによりますと、日本時間13日午前11時15分現在、民主党が203議席、共和党が211議席を獲得していて、共和党は過半数の218議席に迫っています。