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16日も“停戦協議”継続へ ウクライナ「妥協の余地」も…ロシアは「真剣でない」と批判

2022年3月16日 17:54

ウクライナの首都キエフでは、ロシア軍の無差別ともいえる長距離砲撃を受け、「外出禁止令」が出されています。一方、16日も3日連続となる停戦協議が行われる予定で、ウクライナ側は「妥協の余地はある」としています。

キエフでは現在、35時間にわたる外出禁止令が出されています。16日朝も集合住宅への砲撃が続き、2人がケガをしたということです。キエフ郊外でとどまっているロシア軍は、中心部への長距離砲撃を増やしていて、民間人が巻き込まれるケースが急増しています。

こうした中、オンラインで行われているロシアとウクライナの4回目の停戦協議は16日も続く予定で、これで3日連続となります。ウクライナ側は、「食い違いが残るものの妥協の余地はある」としています。

ただ、ロシアのプーチン大統領は、「ウクライナ側が相互に受け入れ可能な解決策を見いだすことに真剣に取り組んでいない」と批判していて、進展があるかは不透明です。