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アメリカ雇用統計 9年半ぶり悪化

2020年4月4日 7:02

新型コロナウイルスの影響で雇用情勢が悪化しています。アメリカの3月の雇用統計で農業部門以外の就業者数が9年半ぶりに減少に転じました。

アメリカ労働省が発表した3月の雇用統計によりますと、景気の動向を反映する農業部門以外の就業者数は前の月に比べ、70万1000人減少しました。就業者数が減少に転じるのは9年半ぶりです。また、失業率も前の月から0.9ポイント悪化し、4.4パーセントとなりました。

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、各地で経済活動が停滞していることから、雇用情勢が急速に悪化した形です。

ただ、今回の結果は3月半ばまでの集計となっています。半ば以降に発表された失業保険の申請件数はおよそ1000万件にのぼっていて、来月発表される失業率では10パーセントを超えるとの見方も出ています。

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