トランプ政権「中国の宣伝役」VOAを非難
アメリカのトランプ政権は10日、政府系の放送局=ボイス・オブ・アメリカが、新型コロナウイルスをめぐり「中国政府の宣伝役」になっているなどと非難する声明を出しました。
声明では、ボイス・オブ・アメリカが「アメリカ市民ではなく、アメリカの敵対勢力の代弁者になっている」「新型コロナウイルスも例外ではない」としています。
具体的な事例として中国・武漢の都市封鎖を「成功モデル」として紹介したなどと指摘、「ジャーナリストは、事実を伝える必要があるにもかかわらず、中国政府の宣伝を拡散した」と非難しました。
また、「中国政府の発表する死者数とアメリカの死者数を比較しているが、中国の数字が正確かどうかは、検証のしようがない」としています。