ダウ反発 ハイテク関連株などに買い広がる
22日の米・ニューヨーク株式市場は、ネットフリックスの決算が好調だったことでハイテク関連株などに買いが広がり、ダウ平均株価は反発して取引を終えています。
22日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前の日の終値から456ドル94セント値を上げ2万3475ドル82セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も232.15ポイント上げて8495.38で取引を終えています。
前の日の取引終了後に発表された動画配信大手「ネットフリックス」の決算は、市場予想を上回りました。新型コロナウイルスの影響で、家で過ごす人が増えたことによる、いわゆる「巣ごもり消費」が好調だと示され、ほかのハイテク関連株の買いにつながりました。また、半導体企業の決算も好調だったことから、これから決算を迎える「インテル」も期待から大きく買われました。
さらに、経済活動を再開する方針を示した州が新たに出たと伝わったことや、下落を続けていた原油先物価格が上昇したことも相場の支えとなりました。
市場関係者は「これから本格化するハイテク企業の決算発表に市場は注目している」と話しています。