コーヒーなど存続危機「食品」を支援 都内でフェアトレードのイベント開催
気候変動が生育に与える影響によりコーヒーやカカオの一部の品種は2050年に存続が危ぶまれると指摘されています。こうした食品の生産者らへの支援を目指したフェアトレードのイベントが都内で開かれました。
25日に開かれたイベントでは気候変動が進めば生産が減るとも指摘されている西アフリカ・ガーナのカカオ農家と中継を結び現地の状況を聞き取りました。
今回のイベントでは日本でのフェアトレードの促進や「フェアトレード」を通じて途上国の気候変動対策を支援することなどが目的で全国の150以上の企業や団体などが協力します。
フェアトレード・ラベル・ジャパン 潮崎真惟子事務局長
「より世界の問題、地球の問題を自分ごとにしていただいて、これからキャンペーンでのアクションにつなげていっていただけたらと思っております」
参加した大学生
「今回ワンアクションで変わるとおっしゃっていて、そんな身近でもフェアトレードってあるんだって、ちょっとフェアトレードに対する意識が気軽なものになったと思います」
イベントは来月末までで期間中にフェアトレードの商品を購入などすればこれに応じた支援金を途上国の気候変動対策などに寄付できる仕組みになっています。