アメリカのIT大手グーグルは6日、今後、数週間以内に人工知能＝AIを使った対話型サービスの一般向けの提供を始めると発表しました。

グーグルの新たなサービス「Bard」は、質問に対し、ウェブ上の情報を使ってAIが自動で回答するものです。

「ギターとピアノ、どちらの習得がより簡単か？それにかかる時間は？」などの質問にも対応するとしていて、数週間以内に一般向けの提供を開始するとしています。

アメリカでは、イーロン・マスク氏らが設立した会社が開発した「チャットGPT」がサービス開始後、利用者の拡大に加え、不動産業者が物件情報の作成などに活用するなど注目されています。

今回、グーグルが対抗したものとみられ、AIを使った対話型サービスの開発競争が激化しています。